0. アーティスト・イン・児童館とは
- 2009/07/20
- 「アーティスト・イン・○○」 ご自由にお使いください
- 2008/08/30
- 「アーティスト・イン・児童館」企画の動機
- 2008/08/24
- アーティスト・イン・児童館 公式ブログ開設
2009年7月20日 月曜日
7月18日(土) co-net にて、東京アートポイント計画についてのリレートークが行われました。
司会は東京アートポイント計画ディレクターの森司さん。アーティスト・イン・児童館の臼井がトップバッターで、続いて劇作家の岸井大輔さん、最後は東京芸大の熊倉純子さんという順番でした。豪華なキャストの中に混ぜてもらって、恐縮でした。

岸井さんは、東京にアートは必要か?という議論をしていました。熊倉さんは、コミュニティーアートがどうあるべきかを問いかけていました。ぼくは、アーティスト・イン・児童館の仕組みと課題の話をしました。
そこでひとつ言い忘れていたことがあります。それは、「アーティスト・イン・児童館」あるいは「アーティスト・イン・~~」という仕組みは誰のものでもない、と言うことです。だから、このシステムを使って、どんどん遊んでほしいのです。
「うちの地元でも、アーティスト・イン・児童館を使ってみたい!」という想いを持っている方がもしいたら、じゃんじゃん始めてください。
「アーティスト・イン・~」を始める手順等については、ぼくらの経験も、参考にしていただければと思います。どうぞお気軽にご連絡ください。
contact:artist.in.jidokan[a]gmail.com([a]を@に置き換えてください)
臼井 隆志
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2008年8月30日 土曜日
こんばんは、臼井です。
ブログ開設以前の活動のことも、少しずつお知らせしていきます。
まず、そもそもなぜこの「アーティスト・イン・児童館」が提案されるにいたったか、というお話です。
ぼくは数年前からキッズワークショップと言われるものに関わり、スタッフや企画の仕事などをしていました。キッズワークショップというのは、大雑把にいえばこどもたちがモノづくりやメディアを用いた遊びなどの体験を通して学ぶ場のことで、近年美術館など様々な施設で開催されていて、いわばちょっとしたブームになっています。(図工の時間が削減されたり、普段のこどもたちの活動場所が必要以上に限定されたりしていることなどが、こうした活動の重要性を際立たせているのでしょう。)
こうした活動の中で、ワークショップって面白いなぁと思う反面、「親御さんが(アートなどに)興味関心を持っているか否かで、ワークショップに参加するこどもは限定されてしまうのではないか?」という疑問を抱き続けていました。その疑問に対する答えが、「こどもを集めてワークショップを開催するのではなく、すでにこどもが集まっている場所にワークショップなるものを介入させていく」というものでした。「すでにこどもが集まっている場所」=「児童館」だったわけです。そこでぼくは、昨年12月より、東京都練馬区の東大泉児童館でフィールドワークを始めました。
児童館はこどもの「遊び」のフィールドです。そこで行われるすべては「遊び」であり、楽しいものには参加し、楽しくないものには参加しない。それが児童館で遊ぶ時の、こどもたちのルールです。1日で完結するワークショップは、最初から最後まで参加してはじめて意味があるもので、児童館のこどもたちのルールには適応しないでしょう。児童館の良さを損なわずにワークショップ的な取り組みを介入させるために導き出した答えは「児童館をアーティストの”作業場”にする」というレジデンスのような形式のプログラムを提案することでした。
そもそも、”workshop”とは”作業場”という意味の単語です。児童館の中で作品制作の作業が行われていて、その作業にこどもたちが関わっていけば、そこが”workshop”になると考えました。また、アーティストがつくる作品は、必ず社会との関わりを持ちます。児童館がアーティストの作業場になり、遊びの現場にそうした作業が入り込むことによって、こどもたちにとって、よりリアルなワークショップをつくり出すことが可能になると思ったのです。
こうして、「アーティスト・イン・児童館」というプログラムが考案されるに至りました。そして今年の4月、
以前からぼくが一緒に活動をさせてもらっていたアーティスト、西尾美也さんに話を持ちかけ、その3ヶ月後、本年度のプロジェクトがスタートする運びとなったのです。
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2008年8月24日 日曜日
このたび、練馬区立東大泉児童館にて、「アーティスト・イン・ 児童館」をスタートさせる運びとなりました。
「アーティスト・イン・ 児童館」は、児童館にアーティスト(芸術家)を一定期間お招きし、アーティストに児童館を作業場として活用してもらうプログラムです。「アーティスト」とは、モノをつくったり、パフォーマンスをしたりして、言葉を超えたコミュニケーションを持とうとする人たちのことです。アーティストという普段接することの少ない人と場所を共有し、関わり合うことをとおして、こどもたちは作品や出来事が社会の中に生みだされていく「現場」を体験することができます。
本年度は美術家の西尾美也(にしおよしなり)さんをお招きします。西尾さんは、人びとの「装い」によるコミュニケーションとその環境に着目した作品を制作し、国内外の展覧会などで広く活躍されています。
今後の活動につきましては、こちらのブログで随時お知らせしていきます。
みなさま、どうぞよろしくお願いいたします。
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